今回は、『楽天・全米株式インデックス・ファンド 愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)』をご紹介してまいります。
当ファンドは、楽天・バンガード・シリーズの第一弾として2017年9月29日に設定、運用を開始し、着実にその残高を積み上げてまいりました。投資家の皆様には、「楽天VTI」と呼ばれながら、大変ご愛顧いただき、純資産総額は、2020年4月30日時点で約919億円と、楽天・バンガード・シリーズの中でも一番純資産総額の大きいファンドとなりました。
さらに、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、おかげさまで多くのブロガーの皆様のご支持をいただき、
- 「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」 : 第3位
- 「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」 : 第4位
- 「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」 : 第6位
といずれも3年連続でトップ10に入賞することができました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)の投資先は?
ここで改めて商品内容について、確認したいと思います。
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、バンガード社が運用する“バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(ティッカーコードVTI、以下VTI)”というバンガード社が運用するETFを主要投資対象としています。
そして、このVTIと言われるETFは、“CRSP USトータルマーケットインデックス”に連動することを目指しながら、米国株式市場の動きを捉えることを目的としています。
※あくまで投資のイメージとして作成したものであり、当ファンドの仕組みを正確に示したものではありません。詳しくは、目論見書をご確認ください。
ところで、この“CRSP USトータルマーケットインデックス”ですが、あまり聞きなれない指数かもしれませんが一体どんな指数(インデックス)なのでしょうか。
“CRSP USトータルマーケットインデックス”の“CRSP(クリスプ)”とは
CRSPとは、
Center for Research in Security Prices(シカゴ大学証券価格調査センター)、
の略称です。
当機関は、シカゴ大学ブース・ビジネス・スクールが所有する11の研究センターの1つであり、広く学術・投資研究に使用され、1960年に米国株式市場のデータを開発した先駆者でもあります。
このCRSP社は、バンガード社と協力し、新しいインデックスシリーズを開発しました。それが、CRSPシリーズであり、バンガードは世界で初めて、CRSPインデックスを採用した運用会社になります。
「CRSP USトータルマーケットインデックス」は、VTIが採用しているインデックスで、最大の特色は、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーしていること等があげられます。
次に皆様がよく耳にするNYダウやS&P500といった米国の代表的な指数との違いを少し見ていきましょう。
2020年3月31日時点 (出所)ブルームバーグ、各社ホームページより作成
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の魅力とは
これ1本で米国株式ほぼ全ての銘柄に分散投資することが可能です。
当ファンドに投資することで、あのバンガード社のVTIに投資ができ、結果として米国株式市場の大型株から小型株まで、投資可能銘柄のほぼ100%となる約3,500銘柄へ分散投資が可能となります。つまり、米国株式市場全体の成長を享受することができるのです。さらに、当ファンドはつみたてNISA制度の適格商品です。
公募投資信託ですので、円での投資、そして積立も手軽に行えます。
海外市場に上場しているETFを日本にいながら購入するのは、なかなか気軽に行えるものではありませんが、当ファンドは、公募投資信託ですので、円で投資ができ、しかも積立投資の手間も軽減することができます。
この「米国の成長を享受」し、「分散」と「長期投資」を「低コスト」で可能にする「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を、皆様の資産づくりの商品のひとつとして、ぜひご活用ください。
・ファンドの概要 → 基準価額や純資産総額の推移の最新版がご確認頂けます。
・ファンドのリスク ・ファンドの費用等 (必ずご確認ください)
※当社の商品説明ページへリンクします。